ご挨拶

あいさつ

株式会社 冬音
代表取締役 窪田 裕二

 私がこの世に生を受けたのは今から四十数年前、丁度その頃この国は、高度経済成長期を迎え、 これから日本と言う国が世界に認められようとしていた 時代ではないでしょうか。 更に、第二次ベビーラッシュと称される時代、この世に誕生した、私を含む同年代の方は、確かに今よりは貧しい生活だったように考えます。 しかしながら当事の日本国民は、生活は貧しいながらも今より心が満たされていた様にも思われます。 決して、今が満たされていないという訳ではありませんが、欲しい物が当たり前に手に入るという今という時代を、別の言葉で表現させて頂きますと、 「平和になった証」という事なのだと考えます。しかし、その平和の代償として、「未成年犯罪の急増」「食品偽装問題」「景気の低迷」等、数知れない問題が起こっております。

 今現在、私達を取り巻く環境は決して「良好な状態」と呼べるようなものではないと私は感じます。 しかしながら、前向きな気持ちで、確実に一歩ずつおのれを信じそして仲間を信じ前に進む事こそ、私は大切な事だと信じます。 だからこそ、私は明るい未来を信じ、志を一つに同じくする仲間を信じます。 そして、何より、私達が今一度、原点に戻り、自分自身を見つめなおす事が最も必要な事であると私は考えます。

幼き夢への挑戦

 職人気質の父親と、気さくな母親との間に次男として生まれ、地元中学校を卒業した頃より、 「調理の道に進もう」と決めていた私は、高校を卒業後、故郷を離れ近隣都市に就職。 その後、そこよりも大都市に数年修行に出た後、30歳という年で故郷に帰り「冬音」-とうね‐という創作料理屋を開業しました。 開業前は、周りの反対もありましたが、私はそれらを押し切って店をオープンいたしました。 店の名前である「冬音」という名前は、小さなまちである故郷が、冬の季節に降雪量が多く気温も低下し、厳冬となる風土であった為、 この小さな街から「厳しい冬に暖かな音」を出そうという、私の思いから名づけたものであります。 開業後改めて私が大いに感じている事があります。それは、地元地域の雄大な自然と、そこから獲れる農産物の美味しさであります。 更に、私を含め地域住民が普段当たり前に目にしている風景や空間を、当たり前と感じているのは地域住民のみではないのであろうかと、私は富みに感じております。

 しかし、世間一般に田舎と称される地域があえて都市を目指す必要性は実は無いのではと感じております。 そして、北海道の中の各市町村に何かしらの役割がある様に思えてならないのです。 事実、世界的に見ても高度経済成長期に工業生産がシェアを占めていた時代から観光・流通・サービスに関する項目がその中心的シェアを占めるようになり、 現代では、人が動く事でお金が動くと言う時代になってきたと考えます。 私達はこれからどれだけ地域資源を理解しているか。さらに中央圏にアピールできるか、私はもう一度見つめなおすことが必要と考えます。 又、それらは必ずや近い将来、子供達にとっての大切な財産になると確信しております。

歴史から学ぶ次世代の育成

私が開業して十二年が経過致しましたが、改めて私自身これまでの歴史の重さを感じる事があります。 また、この数年の時代風景を振り返って見ましても、めまぐるしく時代は変化し、私自身も今を生きる責任世代として、 全ては自己責任であると頭の中で理解しようとしていながらも、中々その事について完全に理解しようとしていない ジレンマを抱えているのが過去の自分自身でありましたが、まずは私を含め、将来地域の担い手となる青年達が理解をする事により、 初めてこれまで永きに渡り受け継がれてきた伝統と歴史を継続することが出来ると考えます。

人生と言う長い歴史の中で、20代や30代という青年期は「責任」・「個性」・「理想」を語る上では様々な事を容認して頂ける風潮にある世代に感じる半面、 故にまだ立派な社会人とは言い難いように私は感じます。しかし、価値ある人生を生き抜く力を培う大切な年代なのではないでしょか。 今を生きる子供達へ「教育」・「道徳」・「歴史」を私達がしっかり理解した上で、伝えていく事が最も大切と考えます。 私は、その概念を元に、諸団体連携や、地域ブランドの発信、さらに道北のリーダーとなる事が今後の地域の発展につながると確信しております。

「勇気」「決断」「実行」!!

今後、先輩諸兄が作り上げた歴史を土台にし、しっかりと自分の「足音」を出すことが必要と考え、 今我々が置かれている立場、またそれを理解してしっかり前に進むという事。 その為に我々は、勇気を持ってリーダーシップを取っていく必要があります。 そして、21世紀に向けた国際化・情報化・高齢化等の進展に対応すべく、次世代を担う我々世代の果たすべき役割を認識し、 地域の総合的発展を図るため、新しい発想と創造力をもって、活気ある活動の発展を図ることにおおきな重要性があると考えます。

終わりに

私たちは今激動時期にいます。それは単に「100年に1度の経済危機」ということではなく、 環境問題、地域の疲弊、少子高齢化などからくる社会構造や価値観の大きな転機に直面しています。 しかし、日本の中で北海道は食材や観光の宝庫でもあります。今こそ「発想の転換」が必要なのです。

2013年度スローガン 「成功への挑戦!」
会社理念 「今日の失敗!明日の成功!!」

基本方針

・道北の魅力を発信

・食の研究と開発

・同志とのサクセスストーリーの構築

・マネージメントサイクルの確立

成長五カ条

一、 料理の追求

二、 サービスの追求

三、 資本の追求

四、 己の追求

五、 絆の追求